【ペルー】『インディージョーンズ/クリスタル・スカルの王国』で登場する「ナスカの地上絵」
謎の地上絵ナスカへの道のり
ペルーの首都リマから約450kmを南下した場所に位置しているナスカの地上絵。
リマからナスカへの道・パン・アメリカンハイウェイを走るバスの車窓からは、砂漠地帯に人が住み始め、集落ができ、そして「一つの村」になるまでの過程がわかる景色が見られました。
ナスカの町を散策
ナスカの町では英語がほぼ通じませんが、観光業で栄えただけあって、町人は親切でとても居心地がよかったです。
メイン通りから一本奥に入ると小さな市場があり、その周辺には食料品などが店が並んでいて、ナスカ町の生活の薫りを感じる場所でした。
現地の人で賑うレストランでは、ウエイトレスがすすめてくれた「鳥の丸焼き」が絶品でした。
謎に包まれたナスカの地上絵
町の外れにある「ナスカの地上絵」は、マリア・ライヘ空港から飛び立つセスナで鑑賞するのが一般的で、砂漠地帯に描かれた地上絵を上空から見下ろす景色は圧巻。
何の目的で描かれたか未だ解明されていない地上絵は、想像以上の広範囲におよび「クジラ、宇宙飛行士、サル、イヌ、コンドル、クモ、ハチドリ」など様々なモチーフが幾何学的に描かれていました。
ハイウェイに面した場所にある高さ20mほどのミラドール(観測台)からは、地表にある石を排除して描かれた様子を間近で見ることができます。
ナスカ・パルマ地上絵の飛行プラン
上空から地上絵を鑑賞できるのは早朝と夕方の紫外線が弱いときだけで、天候によって欠航になることもあるので、ナスカに一泊して観光するのがオススメ。
また、ナスカの地上絵とともに世界遺産に登録されている「パルパの地上絵」は、ナスカの地上絵よりも古いと推測されており「スター、男性、女性、日時計」など、より繊細な絵が描かれているので、ナスカとパルマの遊覧がセットになっている飛行プランもより一層楽しめそうです。
アクセス
ペルーの首都リマからバスで約6時間半〜7時間。バスは各社から一日数本運行。
まめ知識
遊覧飛行の前に「搭乗者のほとんどがセスナ酔いするのでキョロキョロせずに、自分の窓からのみ観覧してください」と説明がありました。
実際、搭乗してみるとエンジンの振動は激しく、地上絵の上を大きく傾きながら左右に旋回するため、かなりグロッキー状況に。三半規管の弱い方は、ぜひフライト前に「乗り物酔い薬」の服用を。
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