【スペイン】「F・Cバルセロナ」の本拠地でガウディに『それでも恋するバルセロナ』
芸術の街「バルセロナ」の魅力
アカデミー賞女優も出演した『それでも恋するバルセロナ』の舞台となった街・バルセロナ。
サグラダファミリアをはじめ「ガウディの建築物」が数多く点在する街並には、芸術的な建築物や歴史的モニュメントが多数あり、まさに芸術の街。
また、バルセロナは地中海に面しているため、食材が豊富です。
バルセロナのマーケットには新鮮な魚介類や野菜、珍しい果物、カラフルなお菓子、イベリコ豚の薫製などのお店が所狭しと並んでいて、見ているだけでワクワクしてきます。
夜は、バル(スペインの居酒屋)のタパス(小皿料理)とワインを満喫すれば、日中の観光疲れも吹っ飛びます。
世界遺産・サグラダファミリア(聖家族教会)
バルセロナといえばアントニオ・ガウディ設計の「サグラダファミリア(聖家族教会)」。
地下鉄の駅を抜け、上を見あげると「サグラダファミリア」が目に飛び込んできます。
その瞬間、時が止まったかのような衝撃で、まるで異次元に来たような感覚に。
ガウディが人生の大半を費やし、情熱を注ぎ続けた「サグラダファミリア」は、着工から130年以上経った現在も未完のままですが、その建物の存在感は言葉にできないほどでした。
特に、建設当初に建てられた東側の外観は見応えがありましたが、「百聞は一見にしかず」で、
ぜひ一度、足を運んでご自分の目でほしい世界遺産の一つです。
アントニオ・ガウディの作品
「グエル公園」「グエル邸」「グエル別邸」「カサ・カルベ」「カサ・ミラ」「カサ・ビセンス」など、様々な建築物を見学しましたが、中でも「カサ・バトリュ」と「グエル教会」がお気に入り。「カサ・バトリュ」には日本語の音声ガイドあり、ガウディの視覚を生かした設計へのこだわりがわかるので、ぜひ、ガイド付きでの入場を。
また、郊外にある「グエル教会」は、ガウディがサグラダファミリアの建設に集中してしまったため、講堂部分しか建っていませんが、「逆さ吊り模型(ガウディが生み出した設計法)」をもとにデザインされた放物曲線の内部は、とても心地よい静寂な空間でした。
人柄が伝わる「ピカソ美術館」
バルセロナの旧市街で最も古い街並が残る一角にある「ピカソ美術館」もおすすめの観光スポットです。
プラド美術館(マドリッド)に所有されているベラスケスの「ラス・メニーナス」を、ピカソが模写した絵画が展示されていて、ピカソ独自の世界観が垣間みれます。
また、館内はそんなに広くないですが、ピカソの遊び心(エロ親父)が垣間みられるスケッチや、イタズラ書きなどがあり、見応え充分でした。
本拠地カンプ・ノウで「F・Cバルセロナ」の応援
バルセロナといえば、世界屈指の名門「F・Cバルセロナ」の本拠地。
サッカー好き憧れのスタジアム「カンプ・ノウ」でのサッカー観戦もおすすめです。
スタジアムの9割以上を「F・Cバルセロナ」のサポーターが埋め尽くし、ゴールが決まると地響きのごとく歓声があがり、気づけば現地のサポーターとハイタッチ!
バルセロナを訪れるサッカーファンは必見です。
アクセス
スペインの首都マドリッドから空路で約1時間半でバルセロナ・プラット空港へ到着します。空港からは国鉄、空港バス、タクシー共に20〜30分で市内中心部へ。または、マドリッドのアトーチャ駅から特急でバルセロナの玄関口サンツ駅まで約5時間。
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