【スペイン】フラメンコの情熱と巨匠ピカソらの芸術作品が交錯する街『マドリードで乾杯』
マドリードの魅力
「F・C・バルセロナ」と並び、スペインの3大名門クラブといわれる「レアル・マドリード」と「アトレティコ・マドリード」が拠点を置くマドリードには、16〜17世紀の由緒ある建物や、美術館などが数多く点在しています。
サッカー観戦や三大美術館を巡る芸術鑑賞、ドン・キホーテの銅像が立つスペイン広場など観光スポットは多数。
また、「ZARA(ザラ)」や「MANGO(マンゴ)」などでのショッピングや、スペイン名物パエリアなどのグルメも充実しています。
ソフィア王妃芸術センター
マドリードに展示されている数多くの名画のなかでも、一段と異彩を放っているのが「ソフィア王妃芸術センター」に展示されている、パブロ・ピカソ作の『ゲルニカ』。
さまざまな色を用いて独特のタッチで描かれているピカソの作品とはひと味違い、モノクロームで空爆を受けたゲルニカの人々の苦悩を描いた作品で『ゲルニカ』を鑑賞するものに、空爆の無惨さ、辛さ、悲しさを伝えます。
マドリードへ足を運んだのなら、ぜひ、鑑賞してほしい作品です。
プラド美術館
スペイン王家が所蔵していたコレクションをもとに、数多くの作品が展示されている「プラド美術館」。
地下1階から3階までの館内には所狭し作品が飾られていて、その一つ一つが持っているパワーに圧倒されまます。
規模が大きく全ての作品を鑑賞するには一日以上かかるので、時間のない方は、ディエゴ・ベラスケスの『ラス・メニーナス』、フランシスコ・デ・ゴヤの『裸のマハ』『着衣のマハ』、ピーテル・パウル・ルーベンスの『三美神』だけでも鑑賞してください。
タブラオでフラメンコ鑑賞
マドリードの夜は長いので、ディナーの後にタブラオ(舞台があるレストラン)に立ち寄り、フラメンコを鑑賞。
ベテランのダンサーが踊る古典的なフラメンコや、近代的なアレンジをした若手ダンサーが踊るフラメンコなど、お店や曜日、時間によってさまざまなショーが楽します。
古典的なフラメンコのショーを行うお店は、観光客に人気で入れない事があるので早めに予約を。
地元の人で賑わっていたライブハウスのようなお店では「オーラ」のかけ声が飛び交い、特に人気のダンサーが踊っている最中は「オーラ」を連呼するファンもいて、スペインでの一般的な鑑賞方法が垣間見られました。
ヘミングウェイが愛したお店「ボティン」
『日はまた昇る』『老人と海』などが有名な作家、アーネスト・ハミングウェイがお気に入りだった子豚の丸焼きが有名な「ボティン」。
世界でもっとも古いレストランといわれヨーロッパの人々にも人気があるので、予約が必要ですが、子豚がこんがりと焼けていく厨房や、地下にあるワイン貯蔵庫は趣があり、心地いい雰囲気で食事が楽しめるお店です。
バル(スペインの居酒屋)でタパスをつまみながらワインを飲むのもいいですが、有名レストランでゆっくりディナーを楽しむのオススメです。
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